2021-01-01から1年間の記事一覧
編集長「デルタ株で明け、オミクロンで終わりそうな令和3年になったけど、週刊あんこ的にはあんこに明け、あんこに暮れた年になった」 あん子「いつものことでしょ? こんな時代にあんこ三昧なんて甘すぎます(笑)」 編集長「でも和菓子屋さんの状況を考え…
こしあんのしずくが凝縮すると、こうなるかも? いやいや、こしあんの宝石・・・表現が追いつかない(トホホ)。 天と地を結ぶ東京スカイツリー周辺をあんこ行脚していたら、「珠玉のあんこ玉」に出会ってしまった、という感じ。 浅草・向島の老舗和菓子屋さ…
意外かもしれないが、中央線沿線にはいい和菓子屋が多い。 かつて三鷹に住んでいたので、私的にはなつかしい「スイートあんこライン」(笑)。 今回ご紹介するのは阿佐ヶ谷の和菓子処&喫茶室「とらや椿山」。 ここで食べたあんこの雪崩れ(と表現したくな…
なぜか縁のなかった「東京三大豆大福」の一角、泉岳寺「松島屋」へ。 何度か電話し、3回目にようやく繋がり予約が取れた。 三大豆大福の残りの2店(護国寺「群林堂」、原宿「瑞穂」)も行列覚悟で行かないとゲットできない(特に群林堂)。 並んだ末に目の…
東京・巣鴨はあんこのメッカの一つ。 元祖塩大福「みずの」やあんぱんの名店「喜福堂」はじめいい店がとても多い。 ひと昔前は「おばあちゃんの原宿」などと呼ばれたが、今ではシャレた店が軒を連ね、個人的には原宿の方を「若者の巣鴨」と呼びたい気分(笑…
「羊羹ファンタジア」(会津若松・長門屋)や「秋襲(あきがさね)」(京都・鶴屋吉信)「りぶれ」(山形市・佐藤屋)など創作ようかんの世界がきらめいている。 その星々の中で異彩を放っているのが「一枚流し麻布あんみつ羊かん」である。 東京・西麻布「…
栗の美味しい季節に無性に食べたくなる一つが栗蒸し羊羹。 「えっ、栗ようかんでしょ?」 10年前なら私もその口だった。蒸し羊羹は小麦粉の加減で美味さが違ってくる気がする。 栗羊羹か栗蒸し羊羹か・・・ハムレットの心境になる(笑)。 寒天を使うか小…
「浦和名物 ときわだんご」のかすかな名声は聞いていたが、今回ようやく訪問できた。 あんこ好きの間では「浦和レッズよりもときわだんごだよ」とつぶやく人もいる(私は浦和レッズのファンだが)。 何せ創業が明治8年(1875年)、浦和駅ができる前から…
和菓子の歴史好きの人なら、「塩瀬(しおせ)」と言えば日本最古のあん入り饅頭(まんじゅう)を作った超老舗、と答える人が多いと思う。 何せ初代が室町時代に中国から帰化した林浄因(りんじょういん)で、奈良⇒京都⇒三河⇒京都⇒東京と暖簾を移し、その間…
あんドーナツはどこか懐かしい響きがある。 神奈川のB級グルメ大会「フードバトル」で2年連続金メダルを取り、「殿堂入り」したというあんドーナツを食べることになった。 殿堂入りとはどんなもんかいな。 砂糖をあきれるほどまぶした、まんまるいお姿は、…
京都の「おまん屋はん(饅頭屋)」には数的にかなわないが、東京にもいい饅頭屋が隠れている。今週は金星めっけた気分じゃ。 私の好きな「高橋の酒まんじゅう」(荻窪)に負けない、もし東京まんじゅう屋番付があったら、東の横綱格に位置付けたくなる饅頭屋…
今回はディナータイムに遊び心でちょっと面白い実験をしてみた(実験はオーバーだよ)。 赤ワイン(G7=チリ産カベルネソーヴィニヨン)、白ワイン(シャルドネ)、それにブレンドコーヒーを用意し、前橋市で人気の創作和菓子屋さんでゲットした3種のどら焼…
編集長「どうしようか迷ってたけど、誘惑に駆られて、お取り寄せしちゃったよ。物は試しでね」 あん子「メディアでも随分と取り上げられて、へそ曲がりの編集長としては、躊躇(ちゅうちょ)しちゃうあんこスイーツね」 編集長「いちご大福とシャンパンを組…
編集長「本日はお取り寄せ。幻のあんこを求めて、ネットサーフィンしていたら、すごいお宝にぶつかったよ」 あん子「もったいぶり過ぎです。『小豆でっち』でしょ? 3.11後に東北を縦断した時に十文字道の駅で出会ったのと同じだ、って大騒ぎしてたでし…
おおっと、これぞ田舎のおばあちゃんのあんこ餅! と叫びたくなるある種、夢のあんこ餅に出会った。 まずは見ていただきたい。 つき立ての餅、その上から見事なテカリのつぶあんがたっぷり。 餅好きの私にとっては、究極のあんこ餅に出会った気分。 あんこが…
あんこの神様はやっぱりいる? 私にとっての最近のビッグあんこニュース。 約6年かけて修復した日光東照宮陽明門(12月から再修復とか)を見た帰り、渋滞のクルマの中から、ふと左手を見ると、まさかの光景が佇んでいた。 閉店したはずの「ひしや」が開い…
あんこの神様はやっぱりいる? 私にとっての最近のビッグあんこニュース。 約6年かけて修復した日光東照宮陽明門(12月から再修復とか)を見た帰り、渋滞のクルマの中から、ふと左手を見ると、まさかの光景が佇んでいた。 閉店したはずの「ひしや」が開い…
編集長「ふふふ今回は特にすごいぞ。北関東のパン王国・那須で出会った本格的ベーカリーのあんぱん、ビックリだったよ。あんぱんだけで6種類~8種類も作っている。それもオリジナル」 あん子「バレてます(笑)、『パン工房ドリーム』でしょ。パン好きなら…
あんこ餅とあんころ餅。 この違いがよくわからない。ほとんど同じものだと思うが、語感的には「あんころ」に惹かれる。コロコロ転がるイメージで、どこかユーモラス、日本昔話に出てくるよう。 一説では「あんころ」は餡衣餅(あんころももち)から転じた、…
編集長「饅頭オリンピックがあったら、北埼玉のいがまんじゅうは規格外部門で推したいね」 あん子「秘密のケンミンショー」などで、日本の饅頭ファンをびっくりさせたあの饅頭ね。饅頭をお赤飯で包むなんて、フツーはあり得ない(笑)」 編集長「羽生、加須…
編集長「北の後は南のあんこ! 今回は九州・福岡からお取り寄せしたよ」 あん子「わかった、編集長の大好きな太宰府天満宮の梅ヶ枝餅でしょ?」 編集長「惜しい! 梅ヶ枝餅ではなくて、松ヶ枝餅(まつがえもち)。外見も中身もそっくり。言われなければ、梅…
編集長「東北に行く予定が緊急事態宣言延長で足止め食らっちゃったよ。地方から見れば首都圏はコロナ密集地帯だからね。でも、お取り寄せという手がある(笑)」 あん子「もったいぶっちゃって(笑)。山形の『乃し梅本舗 佐藤屋』の不思議系羊羹でしょ? 情…
編集長「東京オリンピックの次は饅頭オリンピックだよ。あんこ好きはゆるーくこの指に止まってほしい」 あん子「そんなオリンピック、聞いたことない(笑)。ここんとこ饅頭が多いから変だと思ってたけど、編集長の頭の中ではオリンピックのつもりだったの…
店頭で写真を見て、うーん、となってしまった。 期待半分、クエッション半分の「うーん」。 白あんに地場のブルーベリーが丸ごと4~6個。それを求肥餅が大事そうに包んでいる。 かぐや姫状態の大粒のブルーベリー。ユニークな試み。 「餅ベリー」と表記さ…
猛暑の東京五輪とコロナ感染者急拡大で、冷静でいることが難しい。 こういうときは、水ようかん! と声を小さくして言いたくなる。 画家・竹久夢二と縁の深い、群馬・伊香保温泉で素晴らしい水ようかんに出会った。 竹久夢二は大のお汁粉好きだったようで、…
編集長「猛暑とコロナをしばし忘れたい。とっておきの和菓子をご紹介したい」 あん子「香取神宮参道の老舗和菓子屋さんでしょ?」 編集長「バレてた? 下総国の一宮というだけで、古代史好きの人ならかしわ手だよ。創建が神武天皇の時代で、とにかく杜に一歩…
編集長「酒まんじゅうの名店を見つけたよ。首都圏では東京・荻窪の『高橋』や日光『湯沢屋』など、うめえ~と声が漏れる老舗があるけど、まさかの場所で出会っちゃったんだ」 あん子「またもったいぶっちゃって。この前大騒ぎしてたこと、もう忘れてる(笑)…
NHK大河ドラマ「青天を衝け」で盛り上がる埼玉・深谷。その一角にある老舗和菓子屋「糸屋製菓店」は以前から気になっていた店。 蔵造りの店構えが印象的な和菓子屋さんだが、「糸屋(いとや)」という屋号なので、ルーツは「糸屋」だったかもしれない。 創業…
編集長「大谷翔平の活躍に刺激されて、今回ご紹介するのはミラクルなおはぎだよ。薔薇(ばら)のおはぎ(笑)」 あん子「はじめっから外してる(笑)。足利ですごいおはぎ見つけた、って騒いでいたわね。花のおはぎって確かに珍しい。ぶっ飛びすぎかも(笑)…
編集長「今日のお取り寄せは私のだーいすきな、越後笹だんごです。それも長岡の江口だんご! 今回は日曜特別号でーす」 あん子「テンション上がりすぎ(笑)。大好きなことはわかるけど、ここは抑えておさえて。江口だんごは数多い笹だんごの中でも編集長の…