2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧
令和4年もどん詰まり。 今年は特別編、で締めることにした。 たまたまBS日テレで「にっぽん和菓子探訪」(27日放送)を見てしまった。 高橋克典さんがスイーツ好きということで、ナビゲーターをつとめていて、私は彼の別番組「ワタシが日本に住む理由」(…
令和4年も残すところあとわずか。 今年は楽天のサイトで「47都道府県あんこ菓子」(完全保存版)を書き上げ、東京FM(全国ネット)にゲスト出演するなど、餡ハッピーな年となった(テレビ数局からも声がかかったが、いくつかの理由で見送った。もったいな…
スティーブ・ジョブスが大の和菓子好きだったことは和菓子ファンなら知ってる人も多い。 だが、その中身については不明の部分が多い。 東京・赤坂の老舗「青野本店」が贔屓(ひいき)の店だったようだが、同店のホームページや関連資料を見ても「まんじゅう…
まずは写真をご覧いただきたい。 ルビーのような紅い羊羹が流し込まれた、片面だけの円形の最中(もなか)。 よく見ると表面がうっすらと糖化している。 アートのような美しさ。ため息が出かかった。 これが戦国時代からタイムスリップしたもの? と言ったら…
たい焼きが心にまで沁みる季節。 なので、久しぶりに人形町「柳屋」のたい焼きを食べたくなった。 甘酒横丁で昔ながらの一丁焼きを守っている、私の好きなたい焼き屋さんの一つ。 大正5年(1916年)創業。現在3代目。 景気のいいころは「玉ひで」で親…
歴史上の人物にはあんこ好きが多い。 例えば豊臣秀吉。うぐいす餅の命名者としても知られ、餅菓子、紅練り羊羹などエピソードに事欠かない。 徳川家康も饅頭好きだったようで、「塩瀬」の七代目が長篠の合戦の前にに「本饅頭」を献上したというエピソードも…
めっきり寒くなったが、秋口から冬にかけてはあんこ菓子がひときわ輝く季節の一つだと思う。 栗蒸し羊羹⇒豆大福⇒たい焼き。 個人的な好みだが、このあんこラインは捨てがたい。 特に豆大福は紅葉が散るころがとても好きだ(一年中おいしいが)。 しみじみ感…
先日、京都の老舗「亀末廣」の栗蒸し羊羹を取り上げたところ、あん友から「東京にもいい栗蒸し羊羹がいっぱいある。例えば茗荷谷の『一幸庵』。予約してから行かないと手に入らないよ」とメールが入った。 なので、今回は和菓子界でも評価の高い「一幸庵」(…