週刊あんこ

和スイーツの情報発信。あんこ界のコロンブスだって?

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

川端道喜「葛湯・おしるこ」

京都の川端道喜(かわばたどうき)。和菓子好きなら、この店名を聞いたら、正座してしまいたくなる、はずである。 なにせ創業が室町時代末期。一子相伝で今も粽(ちまき)を作り続けている。現在は十六代目。「御所」とのつながりは虎屋以上かもしれない。 …

京都・松寿軒の「みかさ」

東京では「どら焼き」、京都・奈良では「三笠(みかさ)山」。関東圏と関西圏と言い換えてもいい。 これを食べるまで、個人的にはどら焼きの最高峰は「日本橋うさぎや」だと思っていた。 だが、正直、上には上がある、ということを思い知らされた。 京都でも…

圧巻、京都の特大おはぎ

京都でおはぎ(春はぼた餅)というと、一に今西軒、二に仙太郎という名前が浮かぶが、ここにあんこ好きにはたまらない異端児がいる。 東本願寺前の七条通に暖簾を下げる「名代おはぎ 松屋」である。 1個が今西軒のおはぎの3個分は優にあると思う。 そのお…

秋の京都「白いさくら餅」

桜もちは春、桜が咲くころが一番美味いと思う。 なのに、京都・嵐山の「本家琴きき茶屋」で食べた秋の桜もちは格別だった。 観光地なので、外国人も多い。観光地の名物に美味いものなし、というのは多分当たっている。 それだけに意外な味わいだった。 清凉…

「宇治金時」の頂上か?

かき氷はあずきに限る。と書いてから「では宇治金時は?」という声がどこかから聞こえてきた。 では、はっきり言おう。あんこ系かき氷好きとしては、抹茶の風味とあんこは微妙に合わないと思う。ちょっとエラソーだが。 あんこと抹茶は器を別にして食べた方…