何ということだ。エラソーだが、これまで断り続けてきたテレビからのオファーに今回は出演することになってしまった。
冒頭からそのご報告を。
番組名は「ソレダメ!~あなたの常識は非常識!?」(MCオードリー若林正恭・高橋真麻)。放送は11月4日(水)午後6時25分~。
テレビ東京の人気番組だが、制作会社の女性ディレクターが好感の持てるアプローチをしてきて、つい首をタテに振ってしまった。
スタジオ収録はすでに済んでいて、私の出番は「あんこ」編。私がこれまで書いた「週刊あんこ」の中からいくつか選んでくれていて、それをネタにMCやレギュラー陣とやり取りする内容。
収録当日は控室まで用意されていてビックリ、約4時間ほど拘束されたが、緊張はしたものの面白くスリリングな体験だった。
数台のカメラ、製作スタッフ、関係者の多さに私のあんこハートがときめきっぱなしだった。
どこをどう切り取られたか放送されるまではわからないが、まな板のたい焼き(?)の気分。不安と恍惚と怖いもの見たさ(?)でこのあんあんブログを書いている。恥ずかしうれし背中に冷や汗・・・どうか笑ってお許しを。
😎ひと口メモ ことの発端は以前私がおだんご先生こと芝崎本実さんとマガジンハウス刊「&プレミアム」誌上であんこマニア対談した特別号「あんこと、きなこ」を見た番組ディレクターが私に連絡をくれたことから始まっている。実現までに紆余曲折あったが、番組ディレクターの熱意に今は感謝したい。

と、ここまで書いて、今回ご紹介したいのは、偶然にもその「&プレミアム」の同じ号で紹介されていた天然よもぎを使った「藤岡商店かねこや」のあん入り草餅㊨と草まんじゅう㊧です。

これも偶然だが、最近かかわりを深めている織物の街・桐生市の郊外にポツンと一軒家の、寒風に抗うようにノボリを掲げている、今どき珍しいよもぎ生菓子の専門店。

🧐あんポイント 赤城山山麓の天然よもぎを、それも若芽だけを手摘みして独自に冷凍保存したものを使用、あんこも北海道産の厳選小豆を銅釜とえんま棒を使って、じっくり煮詰めている。恐るべき手づくり作業。
★今回ゲットしたキラ星
あん入り草もち 1個200円
よもぎまんじゅう1個200円
※すべて税込み価格です。

あん入り草もち:天然よもぎの杵つき餅✖秘伝の自家製つぶあん

これほどの草餅が相方のルーツ・桐生市郊外に存在していたとは。「&プレミアム」の目の付け所にもちょっと驚かされた。
まずは天然よもぎの色の深みを見ていただきたい。

サイズは直径65ミリ×重さ65グラム。やや大きめ。
手で触れるともっちり感が伝わって来た。

よもぎの新鮮な香りが鼻腔にさわさわと侵入してきた。
思いっきり吸い込みたくなる、極上のキュンとなる本物の匂い。凄いね。
手で何とか割ろうとすると、杵つきのしっかりした伸び。
自家製つぶあんが艶やかに顔を出し、私のあん欲が全開し始めた。
😵💫実食タイム
地場の餅粉と米粉を独自にブレンドしたよもぎ餅の絶妙な柔らかさ。
たっぷりと詰まったふくよかなつぶあんとの合体が怒涛の寄りとなって、私のツボに押し寄せて来た(そんな感覚)。

つぶあんの甘過ぎない、柔らかな芳醇が口いっぱいに広がって来た。
今どき珍しい、大きな銅釜でじっくり煮詰めたつぶあんの美味さ。

小豆は北海道の契約農家から直接仕入れているとか。
銅釜は直火ではなく、珍しい仕掛け。水蒸気でじっくり炊いているので、砂糖焼けの心配がない。



渋切りも2回ほど。小豆の風味が見事に生かされている。塩味は感じない。
素材もつくり方もここまでこだわっているのはあまりないかもしれない。
あまりの美味さに2個あっという間に目の前から消えた。
よもぎまんじゅう:よもぎ生地のもっちりとつぶあんの極上合体

ここのよもぎまんじゅうは元祖というべきもの。
草木ドライブインのものよりも天然よもぎの度合いが深く、大きくてぎっしり詰まった自家製つぶあんとのマリアージュが素晴らしいとしか言いようがない。

絶妙なもっちり密度と食感。
鼻と舌を同時にくすぐる、これは極上の味わいだと思う。

首都圏の隠れた和菓子エリア・桐生の中で、郊外にあったためか、これまで気づかなかったことが悔やまれる。
遅まきながら今回ようやく気づいた。

見つけたぞ。名店はまだまだ隠れている。
あまりに質素でシンプルな店構えがノスタルジックに私のあんこハートの扉をたたいた。
今回起きた一連の出来事。あんこの神様が見えない手で私たちを繋げてくれたと、ここは素直に感謝することにしよう。
😎あんヒストリー
創業は平成6年(1994年)。ご主人は草木ドライブイン近くでオリジナルのよもぎまんじゅうをつくって人気となっていたが、平成6年に和菓子店を営んでいた奥さんと現在の場所で赤城山麓で手摘みした天然よもぎにこだわった専門店を開業。口コミで次第にその存在が知られるようになり、メディアでも希少な店として取り上げられるようになっていった。他に味噌まんじゅうなどもつくっているが、目玉はよもぎで、地場産のもち米や小麦粉にこだわって、早朝から昔ながらの方法で手づくりしている。コアなファンが多い。

「藤岡商店 かねこや」
所在地 群馬・桐生市広沢町3-3554

















































































































