週刊あんこ

和スイーツの情報発信。あんこ界のコロンブスだって?

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

信長の影、熱田神宮の上生菓子

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で染谷将太演じる織田信長が予想に反して、いい。登場するまでは完全にミスキャストだと思っていたが、次の瞬間何をするかわからない、スリリングな雰囲気をよく出している。人も役者も見かけによらぬもの、と改めて反省する。 …

京都って深い、亀末廣「古の花」

私にとって、京都・和菓子界の頂点の一つが烏丸御池にある「御菓子司 亀末廣(かめすえひろ)」である。 創業が文化元年(1804年)で、虎屋や川端道喜よりは歴史が浅い(恐るべし京都!)が、いい意味でとんでもないポリシーを長年守っている。 「デパー…

参道の神の手「草だんご」

「草だんご」と言えば、関東では寅さんの柴又があまりに有名だが、世の中は広い。あんこの世界も広い。視点を変えれば、宇宙より広い・・・かもしれない。 柴又帝釈天や西新井大師の草だんごはつぶあんを別盛にしているが、ここのは一個一個こしあんで丁寧に…

出会い系?道明寺と白玉栗餅と

あんこ旅の途中でへえ~と唸ったのがこれ。あんこの出会い系。 「水郷の小江戸」千葉・佐原でのこと。伊能忠敬旧宅を出てから古い街並みをブラ歩くと、タイムスリップしたような、古い建物が見え、「植田屋荒物店」の屋号。現在8代目という江戸中期創業の雑…

渋谷⇒三茶「あんパン進化系」巡り

新型コロナウイルスに負けてはいられない。 と書き出したが、このブログの趣旨はあんこ、である。 あんこが地球を救う、ことだってあるかもしれない。 で、今回は老舗のあんパンって何だ?ということを少し考えてみたい。 あの銀座木村屋があの渋谷スクラン…