2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
あんこの神様が頭上に降りてきて、岐阜方面を指さした(まさか?)。 行くっきゃない。 「水とおどりの町」郡上市に宿を取り、夕暮れ前の中心部をそぞろ歩く。街並みがいい。 木造の郡上八幡城を頂く魅力的な城下町で、名水百選第1号「宗祇水(そうぎすい)…
意外だが、つくば市はあんこのプチ王国、である。 と書きたくなるホットな展開になってしまった。 百聞は一見に如かず、ではなく、百聞は一味に如かず。 実際に足を運んだら、研究学園都市というイメージからは別の顔が見えた。 うれしい誤算、もたまにはあ…
栗羊羹と栗蒸し羊羹の元祖がほとんど隣り合わせ、というのが面白い。 成田山新勝寺の参道に明治⇒大正から暖簾を下げている、米屋(よねや)と米分(よねぶん)。 米屋については以前書いているので、今回は「栗蒸し羊羹の元祖」と言われる米分を取り上げたい…
和菓子の世界で江戸時代創業の「梅花亭」(ばいかてい)は東京でも有数の老舗暖簾で、本店は東京・新川(霊岸島)にあるが、私にとっては深川不動堂参道にある深川店の方が、親しみやすい。 木造の建物がいぶし銀で、女将さんの対応(当時の)も江戸っ子気風…
表通りだけではない、裏通りや路地裏にも隠れた名人がいる。 こどもの日の増刊号に選んでみました。 今回ご紹介したいのは、私の中でもちょっと驚かされた和菓子屋さん。 JR成田線で成田から一駅。周辺は田園地帯で、無人駅・下総松崎駅(しもうさまんざきえ…
レア度において赤坂とらやの「虎屋饅頭」は別格として、糀の香りのする酒饅頭は私の大好きなまんじゅうです。 今回ご紹介したいのは、新潟・長岡で出会った「紅屋重正(べにやしげまさ)」の大手饅頭です。 酒種で発酵させたふっくら生地と中のこしあん(黒…