2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧
創作羊羹の世界がおもしろい。 老舗のチャレンジがすでに始まっていると思う。 新宿高島屋で開催された「旅する和菓子」で出会った逸品を取り上げたい。 老舗の中でも選りすぐりの8店、それも若手(4代目が中心)が実演販売まで行うのは素晴らしいことだと…
新宿高島屋で開催された「旅する和菓子」で、人気を集めていた一つが「元祖葛(くず)まんじゅう」だった。 福井・小浜市「御菓子処 伊勢屋」の逸品。 このイベントのためにわざわざ小浜から地下30メートルから湧き出ている名水「雲城水」(名水百選にも選…
時間が出来たので、新宿高島屋B1で開催中のイベント「旅する和菓子」(全国から8店舗参加)をのぞいてみた(2月19日で終了)。 最前線のあんこワールドをこの目と舌で味わってみたい。 伝統と革新、あんこからANKOへ? 好奇心がむくむく、どんなものか…
古都・足利の古印最中(こいんもなか)は昔から大好きだったが、ある時期、甘さの強さと皮種の崩れ方が気になって、しばらく離れていた。 だが、それが私の間違いだったこと(イベントでゲット、賞味期限ぎりぎりだった)に気づき、数年ぶりに足利本店を訪ね…
あんこ界の「あげあげ派」(ン?)にはたまらないレアなあんぱんをゲットしに宇都宮まで出かけた。 その名もコッペパンの「あげあんパン」。 あんこ旅の延長線。ギョーザの街・宇都宮の老舗和菓子屋さん「高林堂(こうりんどう)本店を久しぶりに訪問した。 …
ローカルの甘味処にはセピア色の夢がある。 と表現したくなる年季の入った甘味処を見つけた。 住宅街にポツンと一軒家、に近い感覚。 渋好みの私のあんこセンサーが「暖簾をくぐれ」とささやいた。 前橋市郊外にひっそりと(?)とたたずむ「甘味 十紋字」(…
これを初めて見たとき、「これが和菓子?」オーバーに言うと後じさりしたくなった。 どう見てもお赤飯のおにぎり。それもデカい。 中にお饅頭が潜んでいるとは、ね。 和菓子というより北埼玉地区の郷土菓子と言った方がいいかもしれない。 その名も「いがま…
東京・人形町(水天宮前)の三原堂本店から大正11年に暖簾分けした神田三原堂は東京でも有数の老舗の一つだが、これまで暖簾をくぐったことがなかった。 神田駅東口からすぐ、というのがへそが少し曲がったあんこ狂にとっては、避けていた気がする。 今回、…