週刊あんこ

和スイーツの情報発信。あんこ界のコロンブスだって?

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

締めは御用「白あん蒸し羊羹」

今年最後の「週刊あんこ」は栃木・那須御用邸御用達の老舗和菓子屋「扇屋総本店(おおぎやそうほんてん)」の「隠元大使(いんげんたいし)」(小棹 税込み580円)です。ネーミングも凝ってる。 白あん(白いんげん豆)の蒸し羊羹で、群馬・嬬恋で穫れた…

クリスマスに味噌スイーツ

クリスマスに味噌饅頭、というのもオツかもしれない。 というミソなツカミ(ん?)で、今回は佐野厄除大師とラーメンの町、栃木・佐野市に足を運んだ。 「味噌まんじゅう 新井屋」は私のディープスポットでもある。 ここの味噌まんじゅうが実に美味い。 つぶ…

「花いんげん豆あんこ」新世界

コロナで明け暮れた令和2年も残すところあとわずか。 「幻のあんこを求めて三千里の旅」も足が制限され、思い通りにはいかなかったが、今回はその中でも「ほお~」となったチャレンジ精神にあふれたあんこスイーツを取り上げたい。 NGにはするのはもったい…

「みかん大福」の傑作と出会う

ローカルの和菓子屋さん巡りは楽しい。 コロナ禍の中、暖簾を守り続ける姿には神々しさも感じることもある。思わずかしわ手を打ちたくなる店主もいる。 戦後二人の首相を輩出した群馬・高崎にある「御菓子司 微笑庵(みしょうあん)」は若い店主(といっても…

百年老舗の「かのこ」とつぶあん大福

益子焼を買いに栃木・益子町(ましこまち)に行ったときに思わぬ出会いがあった。 あんこの神様が微笑んだ、としか思えない。 人通りの少ない中心街の一角に古い蔵造りの和菓子屋さんが。 タイムスリップしたような世界。大きな板の屋号「赤羽(あかばね)」に…