2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧
うまいどら焼きに出会うと、笑みが出る。 茨城あんこ旅で出会ったのが、「手造りどら焼き専門店 志ち乃」(しちの)のどら焼き群。 その種類の多さと味わいに笑いの波が押し寄せてきた。 本店は土浦市だが、私が立ち寄ったのはつくば店。 外観がモダンな店構…
約2年ぶりの信州あんこ旅。 今回ご紹介したいのは松本の「御菓子処 藤むら」の二品。 上品な「酒まんじゅう」と季節限定の「笹水ようかん」です。 「酒饅頭」と漢字で書かず「酒まんじゅう」と表記していて、このひらがな表記が藤むらの立ち位置をよく表し…
根っからの串だんご(あんだんご)好きなので、かつて東京・築地にあった「福市だんご」(一日少量しかつくらなかった=すでに閉店)のような、全身がとろけそうな串だんごに会いたい。 日本民藝館で柳宗悦のコレクションを楽しんだ後、東北沢まで足を延ばし…
今週の日曜増刊号はとっておきの東京下町の老舗和菓子処「岡満津(おかまつ)」の二品をお送りしたい。 創業が明治38年(1905年)。門前仲町交差点そばに白地の暖簾を下げ、江戸情緒を残す小さな店構えに私のあんこセンサーがピピピと来た。 その一角…
飛騨の小京都・高山市で意外な「虎屋」に出会った。 和菓子界に君臨する、あの京都⇒赤坂の「とらや(虎屋)」とは別の系譜の「虎屋老舗」。 「とらや」の大看板と「創業天保元年」の紺地の暖簾。200年近い歴史に驚かされる。 木造のいい店構え。 飛騨高山…
製餡所が本気でつくったゆるゆるおはぎ、ヒットするか、どんな味わいか、大いに気になる。 ここ数年、あんこ製造のプロフェッショナル、歴史のある製餡所が新しいチャレンジに乗り出している。面白い動きだと思う。 東京・浅草のあんぱん専門店「あんですMAT…