「仙太郎」と言えば主役はおはぎ(ぼたもち)、と反応する人が多いと思う。
私も大好きだが、酷暑の中の京都あんこ旅最終日。疲れ果てて京都駅周辺をあんブラ中のこと。
たまたまジェイアール京都伊勢丹店(B1)を散策中に目が急停車してしまった。連動して足も止まる(笑)。
視線の先には・・・あんこ(てんこ盛り?)が脇からはみ出そうな、重量級の最中のお姿が。よだれが出かかる(失礼)。

おはぎよりも今日の主役はこっち。
「二代目仙太郎」の刻印に圧倒される。
これは凄いね。同店の、じゃない方の裏キング「ご存じ最中」。

個人的には仙太郎のもう一つの主役、だと思う。
希少な丹波大納言小豆を氷砂糖でじっくり煮詰めたスゴ技、小豆の産地へのこだわりが見て取れた。
感じのいいスタッフとしばしやり取り。
その中でちょいとビックリの情報が。
気候異変などの影響で丹波大納言小豆の収穫が予定通りに行かなくて、今回は「在庫が終わり次第しばらくお休みになります」とか。

「ご存じ最中」のあんこは基本的に丹波大納言以外ではつくらない、とも。
へえ~が出かかる。これはゲットするっきゃない。
隣に並んでいた「しるこ寒天」(京都店限定)は北海道産大納言小豆を使っているそう。

あずきへのこだわりの強さにびっくり。
これは・・・あんこの神様の引き合わせ? ぎりぎり餡ラッキー、と思うことにした。
★ゲットしたキラ星
ご存じ最中セット2700円
しるこ寒天 648円
※税込み価格です(7月末現在)
😍【センターは?】
ご存じ最中セット:つぶあんと最中種、別盛の楽しみ方

個売りもしているが、日持ちの関係で別盛のセットを選んだ(中身は同じ)。
希少な丹波大納言のあんこが一缶と最中種が5個分(10枚)。


パリパリの出来立てを味わえる。
在庫分までで終わり、という予期せぬ情報に一瞬頭が真っ白になってしまったが、早期の復活を望みたい気分だよ(いつまでかは不明)。
🧐実食タイム
ごらんの通り、大きな缶の蓋を取ると、見事なつぶあん(小倉餡)が現れた。てんこ盛りで5個分。

香ばしい最中種にきらきら輝くつぶあんを乗せ、てんこ盛り状にして蓋をする。

ごらんの通りの盛り。脇からはみ出そうな、仙太郎の重量級あんこ。


思い切ってがぶりと行くと、皮種の香ばしさと音が出そうなほどのパリパリ感がまず来た。

続いて主役の極上つぶあんの怒涛の広がり。
丹波大納言小豆独特の吹き上がる風味と自然な甘みが追い越すように押し寄せてきた。

煮詰め方が申し分なく、小豆の皮まで柔らかい。
ひと噛み二噛み。堂々とした王道の最中。
あっという間に2個胃袋の奥へ。
たまらないな。惜しむように味わう。
●あんヒストリー
創業は明治19年(1880年)。京都を中心に全国展開。本店は下京区寺町通。国産の素材にこだわり、添加物や着色料などは不使用。自分の生まれ育った風土で育んだものが一番体にやさしくおいしい=身上不二をモットーとして和菓子づくりに励んでいる。
😎【サイドは?】

ジェイアール京都伊勢丹店限定というレアさ。
しかも夏限定の希少度。

日持ちが短いので冷蔵庫に保管して、翌日の賞味となった。
シャキッとした寒天が主役のしるこ(北海道産大納言こしあん)を引き立てている。

こってりしたなめらかさと色味が上質で、よく見ると、しるこの海の中に蜜煮した大納言小豆がぽつりぽつりと潜んでいて、それが柔らかな、さらにいいアクセントを生んでいる。

限定の限定品・・・なので、今回のこの出会いは私にとってはちょっとしたサプライズでもある。
京都あんこ旅の最終日にこんな出来事と遭遇するとは・・・野球に例えると、9回裏の予期せぬ逆転弾とでも表現したくなる(外したかな?)。
これはあんこの神様にかしわ手するっきゃない、かな。
「仙太郎」ジェイアール京都伊勢丹店
