週刊あんこ

和スイーツの情報発信。あんこ界のコロンブスだって?

ペナンの絶品あん菓子😎食道楽の天国

 

クアラルンプールからマレーシア第二の都市・ペナンに移動した。

 

ここは実は娘一家が住む街で、今回のマレーシア旅行の大きな目的の一つ。

 

男の子二人の育児に奮闘しながら、夫ととともに仕事と趣味(ユーチューバー)をギリ楽しんでいる様子が見れて、いい旅となった。

高層コンドミニアムから眺める景色の素晴らしさ。

 

マレーシアの食文化は実に多様で、食道楽にとってはある種の天国と思えるほど。

クルマの量が多いのに信号が少ない。

 

なので近くの市場やレストランに行くにはクルマの隙間を縫うように歩かなければならない。忍者さながら、この感覚は悪くない。

世界遺産のジョージタウン(旧イギリス領だった)を散策。有名なウオールアートの前で立ち止まり、イタリアンレストランで食事をし、堪能し、ペナンの食文化の多様さとレベルの高さにタメ息が出っぱなしの日々だった。

このジョージタウンで出会ったあんこ菓子を最後にご紹介したい。

 

入った店は巨大なマーケットの一角にあった「MINGXANGTAY」(名香泰餅家)。

 

ペナンを本拠地とする中華ペストリーの専門店のようだ。

温かい明りの下、バラエティーに富んだ中華菓子が私に微笑みかけて来た(気がした)。

 

あんこ狂のデザートにふさわしいものはないか?

 

エッグタルトにも惹かれたが、思案の末、私のあんこセンサーにヒットした二つを選んだ。

 

🧐その一 表面に白ゴマが点々とかかった焼き菓子

中華とマレーシアが融合したような、卓球ボール大の焼き菓子だが、中に半生のあんこが入っている予感。当たりか?

割ってみると、重層的な凝ったつくりだった。

中心部に塩漬けにした卵の黄身(アヒルの卵?)があり、その周りを栗色の餡(蓮の実の餡)がぐるりと囲んでいた。栗餡に見えなくもない。

 

表面の生地はパイ生地のような、サクッとした食感。

 

これが絶妙な組み合わせで、全体的には甘いが、黄身の塩気が栗色の餡といい関係(マリアージュ)をつくっている。

表面のサクサク感と中の重層的なしっとり密度のバランスがとてもいい。

 

🧐その二 表面にココナッツ⇔緑色の餡

これも卓球ボール大の焼き菓子で、表面には白い点々(砂糖かと思ったが、ココナッツだった)。

 

中を割ると、3層構造になっていて、核の部分は塩漬けした卵黄(燻製?)で、その周りを緑色の餡が覆っている。

まるでうぐいす餡のようだが、調べてみたら、蓮の実の餡に東南アジアのハーブ(緑色)をブレンドした中華✖ペナンの合体餡とか。

 

生地は小麦粉にバター、ラードなどを練り込んだパイ生地。

 

これが実に美味しい。

 

目と鼻と舌が深いところでくすぐられる。

 

ペナンの中華菓子、すごい。