週刊あんこ

和スイーツの情報発信。あんこ界のコロンブスだって?

秘伝あんこ力「手造りしぐれ」😍臨時増刊号

 

どこでもドアがあれば、すぐにでも四国あんこ旅に行きたいが、諸事情でそうもいかない😢

 

なので、今回は久しぶりにお取り寄せすることにした。

 

 

ターゲットは以前から私の行きたいあんこスポットの上位にピン止めしておいた百五十年老舗の竹皮包みの一品「手造りしぐれ」

 

愛媛・大洲の老舗和菓子店「冨永松栄堂」(とみながしょうえいどう)。

「大洲しぐれ」の名店で、歴史をくぐり抜けてきたあんこ力がすごい。

 

創業が明治8年(1875 年)。現在5代目だが、ここの小豆を使った「しぐれ」の歴史はさらにさかのぼるようだ。

 

同店のホームページによると、明治維新以前から、大洲藩江戸屋敷内で秘伝菓子として誕生したものとか。

 

その原形を伝えている竹皮包みの「手造り志ぐれ」を電話で注文することにした。

 

賞味期限の関係などでネット注文だとこの一品だけはゲットできないようだ(基本的に本店に行かないと買えない)。

 

★ゲットしたキラ星

 手造り志ぐれ(竹皮包み1本)864円

 ひとくち生志ぐれ4種8個入1814円

 ※送料・代引き手数料等は別途必要。

 

【センターは?】

手造り志ぐれ:2種類の小豆と米粉の絶妙合体

竹皮包みの渋いオーラ。

 

本体のサイズは約153ミリ×43ミリ。厚さは32ミリほど。

 

重さは約289グラム。

竹皮包みを取ると、ラップで丁寧に覆われた本体が現れた。

さらにラップを取る。

 

素朴な、それでいて官能的な・・・小豆しぐれの蒸し菓子が横たわっていた。

 

よく見ると、小豆の粒つぶが浮かんでいる。

あんこ好きにはたまらない、心ごとグイと引き込まれそうな世界。

 

🧐実食タイム

素材は北海道産小豆・米粉・餅粉・グラニュー糖しか使用していない。

 

それらを手間暇かけて捏ね、じっくりと蒸し上げている。代々続く製法。

包丁を入れると、刃先にもっちり感が伝わってくる。

 

小豆の香りがゆっくりと立ち上がってくる。

 

菓子皿に取り分けてから、口に運ぶと、小豆の柔らかな風味がまず来る。

もっちりし過ぎていない。

 

甘さを抑えた穏かな春風、と表現したくなる。

 

あんこの広がり方が格別に素晴らしい。

穏やかな小豆の掛け算。

 

表現が難しいが、おはぎとお赤飯を混ぜ合わせ練り込んで蒸籠で蒸したような。

素朴だが、繊細な職人の仕事を感じる。

 

シンプルな奥行きを感じる。

 

気になって、電話したら、たまたま5代目がお出になって、小豆は炊くときに2種類つくり、それをブレンドしているそう。

 

手間暇の掛け方が私の想像を超えていた(ここは省略するきゃない)。

秘伝菓子の伝統を受け継ぐ、素晴らしき素朴。

 

口どけの良さと小豆のいい余韻がしばらく舌の上に残る。

 

城下町・大洲のあんこ力に脱帽したくなった。

 

【サイドは?】

ひとくち生志ぐれ4種:全体的にやや甘めだが、4種の絶妙な個性

4種類2個ずつの詰め合わせ。

 

●生志ぐれ 柔らかく炊かれた北海道産小豆がしぐれ生地に溶け込んでいて、噛んだ瞬間、もっちりと口中に広がってくる。あんこと小豆のマッチングが絶妙。

●栗志ぐれ やや固めに炊かれた栗が1個練り込まれていて、ベースの小豆しぐれのもっちり感と絶妙な味わいを生んでいる。対照的な歯ざわりがとてもいい。

●抹茶志ぐれ 二層になっていて、上の層は抹茶生地、下の生地は小豆しぐれ。二つの風味と味わいが口中で絡み合う。目と舌と鼻がほぼ同時にくすぐられる。

●しあわせ志ぐれ 丹波大納言小豆をしぐれ生地に練り込んだもの。大粒小豆の風味が口中に吹き上がる感覚がすごい。小豆の旨みがぜいたくに押し寄せてくる。

「冨永松栄堂」本店

所在地 愛媛県大洲市大洲444

 

😎次回は変則でマレーシア編を予定しています。どうなりますことやら。