週刊あんこ

和スイーツの情報発信。あんこ界のコロンブスだって?

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

日光「水ようかん」とコーヒー

日光のようかんは格別なものがある。 むろん個人的にだが。 中でも水ようかんがたまらなく美味い。 他の地の水ようかんとひと味違う気がする。 湯沢屋、吉田屋、三ツ山、鬼平(きびら)など江戸・明治・大正から続く老舗はそれぞれ特徴があって、いわば「水…

十二代続く「あんころ餅」

あんこ餅ではなく、あんころ餅。 この五文字に胸が躍る。「ろ」が入っただけで、おとぎ話の世界が広がってくる気がする。あんこ餅よりもころころと小粒なイメージ。 あんこ好きにはたまらない語感だと思う。 金沢のお隣り、白山市にある「圓八(えんぱち)本…

中田屋「うぐいすきんつば」

きんつば好きにとって、金沢の「中田屋(なかたや)」は外せない。 個人的には東京・浅草「徳太樓(とくたろう)」のきんつばが一番の好みだが、「中田屋」は暖簾を広げているにも関わらず、ファンが多い。 その他にも東京・日本橋「榮太樓」、半蔵門「一元…

奇跡の饅頭、家康も食べた

あんこ入りの饅頭(まんじゅう)と言えば、ごく庶民的な和菓子というイメージが強い。 だが、ここに別格の饅頭がある。 塩瀬総本家の「本饅頭」である。 茶会などでも使われる上生菓子の高級饅頭で、オリジナルは塩瀬本家でしか作れない。 それがこれ。見た…