週刊あんこ

和スイーツの情報発信。あんこ界のコロンブスだって?

はじめまして。「週刊あんこ」編集長です。

 

あ、忘れていました。はじめまして。

 

「週刊あんこ」の初代編集長・さとう祐介です(笑)。

 

簡単にこのブログ開設の動機とプロフィールを書きたいと思います。

 

子どものころから、甘いものが大好きで、とくにあんこ生菓子が好きでした。

 

仕事はコピーライターとその後は長い間メディアに所属しておりました。

 

その間もヒマを見つけては東西南北あちこちを飛び回り、豆大福やだんごをはじめ和スイーツを食べ歩いています。

 

その頂点、京都にもちょくちょく足を運んでいます。

 

悲しいことに、いい和菓子屋や和菓子職人が後継者不足で店を畳んだり、将来を憂えている現実に出会ってしまいました。特に地方の和菓子屋さん。

 

これはいかん。

 

こんなに素晴らしいあんこ文化が消えていいものか。

 

で、ほんの少しの力ですが、立ち上がることにしました。

 

今、和スイーツの新しい流れが起きているのも心強い。

 

あんこが世界をつなげる。ことだってある。

 

そう信じて、和スイーツの世界、あんこの可能性と未来を発信して行こう。

 

そう決意した次第です。

 

週に1回は(できれば2回)更新していく予定です。

 

あんこの好きな人とつながって行ければなあ。

 

確かに甘い決意かもしれません。塩加減がとてもむずかしい。

 

どうなりますやら。

 

何とぞよろしくお願い致します。

 

あんこより愛をこめて。

 

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 中将堂本舗のよもぎ餅(奈良・葛城市)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人形町「清寿軒」のどら焼き

 

東京・人形町の「清寿軒」のどら焼きを初めて食べたときのこと。

 

粒あんのあんこの量と皮の焦げかかったハチミツの匂い。

 

その手触り感に驚いた。

 

こんなどら焼きってあり?

 

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うさぎやの洗練とも違う。亀十の野暮とも違う。

 

あえて言うと、野暮の洗練ってとこかな。

 

じっくり炊いたつぶあんのあまりに素朴な美味さ。かなり甘い。皮のハチミツの焦げかかった香ばしさとふわふわ感がたまらない。

 

創業が江戸時代後期1861年(文久元年)。当主は今七代目。

 

一子相伝で受け継がれてきた手づくりのワザが食べた瞬間、口の中で爆発するかのよう。美味の爆発と言うのも心地よい。

 

あんこ好きには大判よりも小判(180円=税込み)がおすすめ。ご覧のとおり、つぶあんの量が想像を超えてる。すぐに売り切れになるので注意が必要。

 

ともかく恐るべきどら焼き、だと思う。

 

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所在地 東京都中央区日本橋堀留町1-6-1

最寄駅 地下鉄人形町駅下車

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