黄金はあるか? 雨のGWに突入した。
なので、今回はGWスペシャル版。
会津若松・東山温泉奥にふわりと着地(実際はどたりと)。実は私のルーツでもある。
故郷に向かいて我、言うことあり。
松本家の水ようかんを思いっきり味わいたい!

あん欲は止められない。
朝早くクルマをぶっ飛ばして、東北道を北上、編集部のあん子さんの介護付き(⁉️)で着地したというのが本当の話。

店構えは9年前と変わらない。
5本入り(一箱)をゲット。1050円なり(税込み)。

日持ちしないので、早めに食べなければならない。
冷蔵庫にすぐ入れて、翌日の賞味となった。

あん子「目がギラギラして狼男みたい。鼻息が荒すぎですよ」(笑)
編集長「このなまめかしい姿態を見て平常心ではいられない」

あん子「確かにすごいですねえ。小豆感が夜の星座みたい。吸い込まれそう」
🧐実食タイム
枠流しの見事な水ようかんで、よく見ると、小豆の粒々がいい具合に浮かんでいる。

これが松本家の水ようかんの特徴で、4本の切込みが入っている。
つまりは5本の水ようかん。
一本が長い。
湧き水の中からそっと取り出したようにさえ見える。
視点を変えると、宇宙がすっぽり入っているようにも見える。

天上天下唯独水ようかん、って感じかな。
🐶あんヒストリー 松本家の創業は文政2年(1819年)。現在7代目。湯治客用に水ようかんをつくっていたのがルーツ。幕末、新選組の土方歳三はこの東山温泉で傷を癒しているので、あるいはこの水ようかんを食べていた可能性もある。当時は田舎羊羹と称して売られていたかもしれない。
北海道産小豆を使用、それに砂糖と寒天だけしか使用しいていない。

スパッとした切り口と絶妙なあんこと寒天の融合とみずみずしい閉じ込め方。
エッジの迷いのない立ち方。
そのバランスが素晴らしい。

編集長「どうこの食感、たまらないでしょ?」
あん子「確かに。小豆の素朴な風味がとってもいい。甘さも甘すぎない。粒々が柔らかく炊かれていて、こしあんと寒天のバランスが絶妙としか言いようがないですね」

編集長「おっ、わかってきたね。口に入れて歯を立てようとすると、形はあるのにスッと入り、サアーッと溶けていく。口どけの良さ。すぐ後からいい小豆の風味がふわりと広がる。どこの水ようかんにも負けない、極上の味わいだと思うね」
あん子「一本がすぐ消えますね。清流のような余韻もしばらく残りますね」
編集長「今でも十二分に美味しいけど、昔はもっと小豆の旨みが濃かった気がする」

あん子「記憶は美化されるってこともあるでしょ? ダメですよ、ナツメロ趣味になっては・・・あっ、二本目を食べ始めている。ずるいです。私も・・・」
「松本家本店」
所在地 会津若松市東山町大字湯本居平123
