週刊あんこ

和スイーツの情報発信。あんこ界のコロンブスだって?

締めは築地「茂助だんご」

 

平成29年も残すところ今日を入れて4日。あ~何とかたどり着いたよ。へとへと。

 

今年2月5日に東京・人形町「清寿軒のどら焼き」からスタート、東京、奈良、京都・・・と東へ西へと駆け回った。

f:id:yskanuma:20171228185801j:plain

 

「週刊あんこ」などというタイトルにしてしまったために、週イチ更新のゆる~いブログとなってしまった。

 

で、本日は正月の買い出しで、カウントダウンの築地市場まで足を延ばした。

 

物凄い人混み。外人客の多さは異常だよ。

 

当然のごとく、場内市場にある「茂助だんご本店」へ。花よりだんご。

 

意外だが、狭いが、店内でも食べれる。築地の穴場。

f:id:yskanuma:20171228190052j:plain

 

6串入り(こしあん3串、つぶあん3串入り 税込み1020円))を買い、それとは別にこしあんとつぶあんを1串ずつ頼み、店内で賞味する。値段は同じ1串170円(税込み)。うれしいことに緑茶をサービスしてくれる。この緑茶がうまい。

f:id:yskanuma:20171228190133j:plain

 

1串3個。こしあんはさらっとしたきれいな味わいで、甘さはほどよい。上新粉の餅は自家製でやや固めだが、昔からほとんど変わらない味わい。

f:id:yskanuma:20171228192328j:plain

 

好みはつぶあんの方。北海道十勝産小豆を使い、砂糖は多分上白糖。塩気もほんのりある。小豆の濃い風味があんこ好きにはこたえられない。

f:id:yskanuma:20171228192356j:plain

f:id:yskanuma:20171228190322j:plain

 

「茂助だんご」の創業は明治31年(1898年)。魚市場がまだ日本橋あった頃、初代茂助が屋台でだんごを売り始めた。

 

それが人気を呼んで、魚市場が現在の築地に移ってからも旦那衆のお土産としてもよく売れたらしい。料亭への手土産・・・それで芸者衆の気を引いたというわけだ。昔も今も人間のやることにそう変わりはない。

 

マグロや新巻鮭を片手に、茂助だんごを味わう。

f:id:yskanuma:20171228190611j:plain

 

さて、来年はいぬ年。何が起きるか、ミサイルよりあん、苦い夢より甘い夢。それを心から願わずにいれない。皆さん、よいお年を!

 

所在地 東京・中央区築地5-2-1築地市場1号館

最寄駅 大江戸線築地市場駅

 

 

           f:id:yskanuma:20171228190511j:plain