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週刊あんこ

和スイーツの情報発信。めざすはあんこ界のコロンブス!

夢の和風フレンチトースト

一時、フレンチトーストにハマったことがある。 フレンチトーストは官能的、である。 もとい、官能的なフレンチトースト そう表現した方が正しい、と思う。 酒とバラとスイーツの日々、二、三度ほど、そんな体験をした。 その一つが、東京・池袋「三原堂」の…

これぞ「今川焼き」の大親分

たい焼きと今川焼き、どっちが好きか? これはあんこ党にとっては超難問である。 両方好きと言うのが正直な感想だが、たい焼きの方が人気なので、判官びいきとしては、今川焼きと答えておこう。何だかエラそうだが。 たい焼きが明治末あたりの発祥と言われて…

銀座シックスの和スイーツ

きのうのこと。たまたま銀ブラしてたら、物凄い人出に出くわした。 何だろう? ジャスティン・ビーバーでも来たのか? それとも、宇宙人でも買い物に来たのか? 「GINZA SIX」のグランドオープンだった。 人混みをかき分けて、B2へ。さらに人混み…

江戸「水ようかんの極北」

この水ようかんを何と表現したらいいんだろう? 見事な小倉色の宇宙に、小豆の粒つぶが星雲状に浮かび上がっている。 一辺が15センチほど。大きな舟型に流し込まれてから冷水で固められた、ほぼ真四角の水ようかんが、細長く五つに切り分けられている。 買…

門前町の驚き「五色餅」

「幻のあんこ菓子」を探して、三千里の旅へ。 今回は桜が舞う四国に上陸。金刀比羅宮、通称こんぴらさんの門前町で素朴な大福餅に出会ってしまった。 あまりに、あまりに素朴な。繰り返し、そう形容したくなる大福餅。 蔵造りの和菓子屋「浪花堂餅店」。たま…

大谷翔平的「あんバター」

パン屋×あんこ=あんパン 明治7年(1874年)あんパンが誕生して以降、この長らく君臨してきた数式にバターが加わってきている。名付けてあんバター。これがめっちゃ美味い。 パン屋×あんこ×バター=あんバターコッペ 岩手・盛岡のコッペパン専門店「福…

杜の都の絶品「づんだ餅」

「づんだ」は和スイーツの新しい流れだと思う。 小豆ではなく、枝豆を搗(つ)いて、そこに砂糖を加えたもの。搗くから転じて「づんだ」と呼ばれるようになったようだ。「ずんだ」とも表記されるが、本来は「づんだ」が正しいと思う。 いわば枝豆のあんこ。…

「よもぎ餅」訪ねて三千里

夢にまで見た、幻のよもぎ餅・・・。 京都に住む友人から、その存在を知ったのは3年ほど前。彼が上京した折に、わざわざ手土産に持ってきてくれた。 賞味期限はその日中ということだったので、夜、みんなで折詰を開けると、瑞々しいあんこで覆われた、見事なよ…

最高峰どらやきの隠れ家

どら焼きの名店「うさぎや」には三系統ある。 初代が大正2年(1913年)に創業した東京・上野、その三男が始めた日本橋、初代の長女が始めた阿佐ヶ谷。 見た目はほとんど同じだが、それぞれ作り方も味わいも微妙に違う。 根っこは同じなのに、それぞれ「…

「巨大あんぱん」の謎

あんこ界において、あんぱんは特別な存在だと思う。 オーバーではなく、明治維新後の傑作の一つだと思う。 今ではほとんどの人がそんなことは考えないで、普通に食べているが、あんぱんはカツ丼やカレーライスとともに、日本が生んだ食文化における コロンブ…

神楽坂の絶妙「餡豆かん」

あんこ好きにとって、東京・神楽坂の甘味処「紀の善(きのぜん)」は欠かせない店の一つ。 甘味屋としての創業は1948年(昭和23年)だが、明治維新後に寿司屋として創業している。幕末には口入れ稼業(今でいうと人材派遣業)をしていたらしい。 神楽…

あんこ界のビヨンセ「大きんつば」

あんこ好きには、上質のきんつばはミューズ(女神)だと思う。 あんこ界のビヨンセ、と呼びたくなるほど。 日本三大きんつばを挙げろと言われれば、一に東京・浅草の徳太楼、二に大阪・出入橋、三に金沢・中田屋を挙げたい。 江戸時代・安政4年創業の「榮太…

秀吉が自慢した「紅煉り羊羹」

今でこそ煉り羊羹(ねりようかん)といえば、虎屋だが、それは明治以降の話。 虎屋はそれ以前は饅頭(まんじゅう)の方が有名だった。 では煉り羊羹の元祖は? それが驚いたことに、安土桃山時代に行きつく。時は秀吉の時代。 大茶会で使うため関白秀吉が当時…

あの出町ふたばの豆餅

豆大福好きにとって、京都「出町ふたば」の名代豆餅は避けて通れない。 ここでは豆大福と呼ばず、豆餅と名付けられている。 東京・護国寺の「群林堂」や原宿「瑞穂」を押しのけて、「日本一」の称号を付ける人も多い。 「そんなの、最終的には結局好みの問題…

京都おはぎの最高峰

今さらだが、京都の和スイーツには驚かされることが多い。 烏丸五条にある「今西軒」のおはぎもその一つ。 ある日のこと。東京の有名デパ地下で買った「仙太郎」のおはぎに感動したことを、京都に住む畏友に話したところ、「そりゃ、結構な話やなあ。でもな…

きんつば界、東の横綱

小粋な包みを解いて、浅草「徳太楼」のきんつばを初めて見たときのこと。 それまでのきんつばとは、まるで色味が違うことに、つい見入ってしまった。 きれいな乳白色の皮。それが8個入っていた。 1個135円(税込み、箱代は別料金)。真四角の形で、小ぶ…

伊勢本店で食べた赤福餅

「赤福餅」には複雑な思いがある。 大好きだっただけに、愛憎半ばするのだ。 手ごろな価格で、あんなに美味いあんころ餅はあんまりなかった。今でもそう思う。出張の多いカメラマンが関西に行くたびに手土産で買ってきてくれた。 折詰の蓋を取った瞬間のとき…

千住宿の絶妙串だんご

かつて旧日光街道、日本橋から数えて最初の宿場町だった北千住。 ここに東京でも有数の串だんご屋がある。 ひそかに東京一ではないか、と思っている。築地の茂助ダンゴよりも好み。 こう書くと、そりゃオーバーだよ、という声が聞こえてきそうだが、最初に食…

「一幸庵カフェ」のあんこ

究極のあんこ、というものは永遠の謎かけだと思う。 とはいえ、それに近いものはきっとある。 「一幸庵」のあんこは多分、その一つだと思う。 東京・小石川にある和菓子の名店。老舗とはいえないが、当主は知る人ぞ知る和菓子職人で、こだわり抜いた生菓子な…

安倍川もち元祖のあんこ

元祖安倍川もちを食べに静岡まで行った。 JR静岡駅で降り、そこからバス。安倍川沿いにその店はあった。 そこだけ江戸時代。東海道五十三次の世界。弥次喜多がぬっと出てきそうな気配。 「元祖安倍川もち 石部屋(せきべや)」と染め抜かれた茶色の暖簾が下…

和スイーツの神様「澤屋あわ餅」

和スイーツ界の頂点に位置するのが京都であることに異論はない。 いい店が多すぎる。 今回ご紹介するのは、北野天満宮前の「粟餅所 澤屋(あわもちどころ さわや)」。 創業は江戸時代前期の天和2年(1682年)だが、もっと以前から粟餅は北野名物だった…

はじめまして。「週刊あんこ」編集長です。

あ、忘れていました。はじめまして。 「週刊あんこ」の初代編集長・さとう祐介です(笑)。 簡単にこのブログ開設の動機とプロフィールを書きたいと思います。 子どものころから、甘いものが大好きで、とくにあんこ生菓子が好きでした。 仕事はコピーライター…

人形町「清寿軒」のどら焼き

東京・人形町の「清寿軒」のどら焼きを初めて食べたときのこと。 粒あんのあんこの量と皮の焦げかかったハチミツの匂い。 その手触り感に驚いた。 こんなどら焼きってあり? うさぎやの洗練とも違う。亀十の野暮とも違う。 あえて言うと、野暮の洗練ってとこ…